米と肉。これより相性のいい物を知っていたら教えてくれ

相性というものは、人間だけではなくてどのよな物であったとしても適応される法則だと思う。相性が悪ければどのように工夫をしても悪いままであるが、相性がいいものであれば、その二つを引き離せないのではないかと思うくらいにベストマッチしているからだ。そしてそんな名コンビとも言える相性のいいものの代表例として、米と肉があるだろう。肉には米じゃなければならないし、米だからこそ肉の味が映える。米と肉、これより相性のいい物はこの世には存在しないとすら言えるかもしれない。

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焼肉に行ったとしよう。その時に肉を注文するとともにビールや焼酎を注文するのではだめだ。確かに肉にお酒はとても合う。しかし、合うと言ってもそのレベルは米と肉の相性には勝らないレベルなのだ。だから、例え高級な焼肉を食べながらお酒を飲んで楽しめたとしても、それはその肉にとってもっともベストな状態で食べてあげたわけではない。焼肉をお酒と一緒に食べた時の満足度は、せいぜい米の２割から３割低い程度かもしれない。

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肉と米がこれほど相性が良いのには、肉が米の個性のなさを補う役割ができるほど強烈なインパクトを放つだけの風味があり、逆に米の方はその柔軟性のある味によって肉のインパクトを受け止める役割をしているという理由が考えられる。これは野球で言うと、名ピッチャーと名キャッチャーの関係であると言いかえられるだろう。それだけ米と肉の相性は良く、ベストという一言が似合いすぎる関係だ。

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この世の中に食べ物は星の数ほどあれど、米と肉ほどの相性の良さを発揮している食材や食べ物はまずありえない。これは日本人としてのアイデンティティーから来ている発想かもしれないが、きっと米を主食にしていない文化で育った人であったとしても、米と肉の組み合わせを知れば度肝を抜くはずだ。だから、もし米と肉より相性のいい物を知っていたとすれば教えてくれ。きっとそんなものは無いはずだ。